何ヶ月ぶりかで2連休を戴いて、しかもカミさんはケーキなぞを作りに実家に帰っているというものすごくゴージャスな状況でお贈りする今週の恍惚コラム。みなさま如何お過ごしですかぁ?メリーク×××ス!!・・・って言うとカミさんものすごく怒るのよね・・・。やっぱり婦女子の夢を壊してるんでしょうか?この発言は。マジで他人並みに引かれます。「あんたバカじゃないの?」なんて。俺なんかはク×××スにちっちゃいリースが飾られてる絵なんかを想像しちゃってものすごく笑えるんだけどね。さあ、みんなもレッツチャレンジよ♪ ま、そんなコトはさておき、どうも最近世の中が殺伐としていけませんな。特に少年事件。ちょっとムカついたら人を殺してもいいという法がもう施行されてんのかってな感じになってるよな。でもあれってその手の事件が殊更に報道されるから「俺も17歳だし、人くらい殺しとかないとカッコ悪い」ぐらいに思われちゃってるんじゃないかと思うんだけど、如何だろうか。世の中で騒がれると、そうした不安定なお年頃のお子たちはかえって自分の中の殺人衝動に火をつけちゃうってことはあると思うのよ。だって、殺意を覚えたことのない人間なんてそうはいない(と、俺は思っている)しな。そんな時に似たような年ごろのお子たちが次々に人を殺し始めたら・・・。やっぱりそれがある程度「常識」「当然」ってなコトになっちゃうと思うんだな。後先のことなんか全然考えられない年頃だし。大体童貞のうちに人を殺すなんて最悪だぜ。何かどっかで「自殺のススメ」という短文を読んだことがあるんだけど、そこには童貞の自殺は愚の骨頂って話が書いてあったな・・・まぁそれは関係ないが、やっぱり何も守るべきものを持っていないうちに、試みに人を殺めるなんて事は全くもって愚行に他なりませんなぁ。 大体、例の酒鬼薔薇事件の時に「人間の壊れやすさを試す」云々とかいうセリフがあって、それからも何度かそんな似たような供述の言葉を聞いたような気がするんだけど、何だか人を殺しても取り返しが付く、そんな考えがまかり通っているような気がしてならないのよね。最近の子供の中にはカブト虫が死んだら「電池はどうやって換えるのか」と本気で訊く輩が居るらしいしねぇ。それから生まれ落ちた瞬間からその周りにテレビゲームがある、この点も言いたかないけど何だかな、って感じだわね。ビデオは巻き戻せるわゲームの人物は3回まで死ねるわっていう世界観の中で育ったお子たちが殺人に対して昔ほど抵抗感を持たなくなったというのは間違いないと思うんだが如何なものか。 だから、テレビその他のメディアで大きく少年事件を取り上げるのはやめにした方がいいと思うんよ。俺個人としては。テレビと現実の区別が薄くなってる世代にそんな情報を流しちゃダメだって。同じ殺人事件にしたって扱いの小さい事件って他にいくらでもあるじゃない。犯人が10代だからって大きく取り上げてちゃ調子に乗るだけだっつーの。だから社会面の隅にでもひっそりと載せときゃいいんよ。そういうニュースは。今更ワイドショーのネタでもないだろ?もう大して珍しいニュースでもなくなったし・・・。 何にしても世紀末。去年も書いたけど皇紀なら2661年、平成なら13年だ。来年も薄められた恐怖の中でそれなりに、変わらずに生きてゆくがいいさ<俺・・・。 |