第425回
さる5月15日(土)、第42回しりとり専用掲示板オフ会が開催された。今回のテーマは何と「珍味」。オフ会の初回開催以来10年余、われわれもすっかり枯れてきた気がしないでもない(?)が、なかなか乙な会ではあった。以下、その顛末をリポートしてみたい。 集合は有楽町駅の日比谷口。ビックカメラを右手に見ながらそこに降り立つと、まず出会ったのが駅舎にカメラを向ける後三条氏。久々の再会ということで挨拶を交わしていると、そこにつっちー氏が登場。今回の参加者はこの3名である。 そこで早速、われわれはテーマである「珍味」の探索に向かった。このあたり、つっちー氏の情報によると各都道府県のアンテナショップが集まっているとのこと。自分もかねてから青森のアンテナショップが飯田橋にあるのを見知っていたが、ここにはそれこそ全国各地のいろいろな店があるとのことで期待が高まる。 で、まず闖入したのが「石川県観光物産PRセンター」。読んで字のごとく、東京に金沢出現! 的なショップである。土曜の午後一番ということもあってかなかなかの盛況。正直食べ物にしか興味はなかったのだが、店内には漆塗りのモロモロや七輪、そして日本酒の品揃えが非常によかったのが印象的であった。で、そこでゲットしたのが「このわた」と「ホタルイカの沖漬け」。いずれも珍味中の珍味、といった感じ。とくにこのわたは日本三大珍味(某Webサイトより)といわれるだけあって、値段もなかなか。確か20グラム位で1,500円ほどだったのだが、まあ会の趣旨からいって買わざるを得まい。何しろ原料はナマコの腸、20kgのナマコから180gしか採れない(同館Webサイトより)という超珍品で、どうりで普通の店で見ないはずである。 その後移動したのは「交通会館」。以前仕事でちょっと居酒屋に立ち寄ったことがあるのみで、その全容はまったく知らなかったのだが、こちらもまたアンテナショップ系のメッカであるようだった。それらをめぐる前に、まずは地下1Fにあるラーメン店「ひょっとこ」にイン。席数は7、8席ほど、しかもドアなどはついておらず駅の立ち食いそば状態の店なのだが、行ってみるとすでに行列が。「ラーメンの行列には並ばない」ことを宗旨としてきた俺も、さすがにこの席数を見ると並ばざるを得ない。とはいえ、どんな団体が来ても遠慮してバラけて座ってしまうこの席数ゆえ、順番は思いのほか早くまわってきた。麺は細め、超あっさり味。ダシに柚子のすりおろしを加えたものがここの名物とのことで、当然これをいただいたわけだが、なかなか素敵な感じであった。いつも家系や博多とんこつを追求している俺も、たまにはこういうラーメンを食べなければなるまいと思った。 ラーメンを食すと、われわれ一行は建物の2Fにある「長野県観光物産情報センター」に向かった。そう。珍味といえば長野県名物の「ザザ虫」ということで向かったのだが、残念なことに売り切れ中。ザザ虫、そんなに人気なのだろうか? それともそんなに収穫できないのだろうか……その後もひきつづき、われわれは各地の名産を見まくり、購入しまくっていった。記憶にあるかぎり名前を挙げていくと、 そうして物資の調達を終えたわれわれは、秋葉原でぶらつくか御徒町パセラにしけ込むかを思案した挙句後者を選択。そこでひとしきりカラオケマシンの履歴を汚したあと(ええ、今回も。しゅわしゅわ〜☆)、御徒町ヒルズことエクスタシーブックス社本社(爆)へと移動した。 オフ会が催されるのは昨年8月以来のヒルズ。そこで上記の珍味に加え、各種の「差し入れ」も発表された。以下にそのリストを示すと(番号は前項からの通し番号)、 そんなわけで初の試みとなる「珍味オフ」は盛況のうちに閉幕した。またいずれこうした機会をもちたいと思っておりますので、その節は何卒よろしくお願いします……。 |