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恍惚コラム...

第422回

 (前回のつづき)つっちー様の尽力により予約されたハトヤに向かう一行。前回も書いたが、あれだけCMを見まくって育ったアラサー世代なのに1度も行ったことのないハトヤへの期待は高まるばかりだった。

 若干道に迷いながら(天下のハトヤなのに案外わかりづらい場所にある!)、小高い丘の上にあるハトヤに無事チェックイン。伊東といえば暖香園(知ってる?)にしか行ったことのない俺にとって、そこはあまりにもスケール感が違いすぎた。デカイ。デカすぎる。そのあまりにも広いロビーで待たされる事しばしで、われわれは超豪華エレベーターで客室へと通された。

 で、その客室がまた広い。おそらく12畳はあろうかという部屋が2室続いていて、片方はフローリング、もう片方は畳といった構成。しかも高層階(?)の角部屋であり、われわれは自らの出世ぶりに感慨を覚えた。これまでのこのシリーズで泊まってきた宿の中でも最上級であることは間違いない(某ハイ●ートホテルとか……スイマセン!)。今後も様々な宿に泊まっていくことだろうが、このラグジュアリー感を超えるものはなかなかないのでは……と思っている。内装は少し古いのだが、いつも50平米弱のマンション住まいの身には沁みるものがあった。

 早速入浴に移る一行。天下のハトヤ、どれだけの大浴場が広がっているのだろうか。われわれは超興奮しながら浴場に向かったのだが……あれ、案外狭い……? 何やら浴場の一部に仕切りが作られており、その部分は工事中というお話。まあ十分に楽しめたのだが、ちと残念……まあ、この不満は翌朝解消されることになるのだが。

 そして夕食タイムである。以前行った青森の「青森屋」のバイキングのすごさを覚えておいでの皆様も多いと思うが、ここもバイキング祭りである。個々のメニューのクオリティは青森屋のほうが上だと感じたが、ハトヤのそれはバリエーションがすごい。寿司に天ぷら、ローストビーフにカニやら何やらで、ちょっとお高い立食パーティーにでも来た気分になる。軽く体育館ほどはあろうかという食堂の中で、数百人はいようかという集団でバイキングに群がる姿は壮観。客には子供連れはもちろん老夫婦、そしてオバちゃんの集まりなど、野郎ばかりという集団はまったくお目にかからなかったがそれもまた一興というもの。何だか古き良き日本の余暇、という感じであった。

 部屋に戻ると、あとはアレである。持ち込んだ酒を喰らい、iPodをテレビにつないではアレな動画を見まくり……といった具合に夜は更けていった。

 そして翌朝のことである。実はわれわれは、前日のチェックインの時に「サンハトヤ」にある「海底温泉」に入る権利をゲットしていたのである(まあ誰でももらえるみたいですが……)。この権利を行使しようと、前夜の本館の風呂のイマイチさに業を煮やしたべんしゃぁ殿の意向により早速向かうことにしたのであった。

 ああ海底温泉。またもCMの話になって恐縮だが、昔テレビでさんざん流れていた「♪海底温泉行ってみれば~」というフレーズを覚えておいでの皆様も多いと思う。どれだけ海底なのか、そしてどれだけ魚が舞い踊っているのか、期待は高まる。で、着いたのであるが、あんまり海底ではないような……「海底」というと風呂場自体が半地下みたいな感じになっていて、海の中を直接見られるようなイメージを想像していたのだが、さにあらず。風呂場自体は1階にあり、片側の壁全体が水槽になっていてそこに魚が泳いでいるという寸法。しかしその水槽のデカさは確かで、おそらく高さ3m以上、幅は20mほどはあっただろうか? そこに、亀やら鯛やらが泳いでいるさまは確かに壮観ではあった。少なくとも、前日の本館の風呂よりもかなりグレードは高かったことは間違いない。露天風呂もあったし……。

 そんなわけで朝風呂をキメたわれわれは帰路についた。途中沼津あたりでランチバイキングを喰らい、ついでにビールも飲み放題だというので運転するべんしゃぁ様を尻目に飲みまくったり(すいません……)、何だか事故だかで超渋滞に巻き込まれながらも無事に今回もシメることができた。企画いただいたつっちー様、そして旅程のすべてで運転をしていただいたべんしゃぁ様に感謝したい。さて、次はどこになるやら、この秋に期待なのである。

 だいぶ更新が遅れ、昨年末の写真部合同オフやら先日の●鍋オフの話をまだ紹介できておらず……申し訳ありません。また、4月にはスペシャルなオフを企画しておりますので、その節は何卒よろしくお願い申し上げます。



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