先日、写真部廃部というタイムリーな状況のなか「写真部アンケート」の結果をつっちー@城玉様から拝受した。つい先日まで行われていた本アンケートなのだが、今回も素早い集計によって5名の熱い漢たちからのメッセージが到着している。今週のコラムはつっちー様に敬意を表しつつ、この結果を分析(?)していきたい。ではでは。
●総回答者……5名
昨今の状況を鑑みると少し寂しい気もするんですが、よりコアな回答が得られているのでよしとしましょう。ご協力の皆様方にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。何も出ないけど……。いや、俺のカラダでよかったらいつでも……いらねーわよね。
●性別……男性4名、中性1名
(^_^;)まあ、想定の範囲内ですな。まさか本当にフタナリの人が回答してるとは思えませんので……。
●年齢……19〜24歳 2名、25〜29歳 3名
写真部関係者の高齢化が如実に表れているデータである。まあこれを書いている当人も今年で30歳なのだから当然といえば当然。一緒にいい歳を重ねていきたいモンですね。
●居住地……埼玉県 3名、新潟県 1名、岩手県 1名
従来は大体が埼玉県民だったのに、何ですかこの結果は(^_^;)。ええ。実は今回はアンケート初参加の方が回答されているのでこうなっております。Aさん、ありがとうございます。今回の写真部廃部の件では逆にご心配をかけているみたいで恐縮です。これからもお知恵があったら是非拝借致したいです。
そうそう、岩手県はもちろんあの人ですわ(内輪ネタで恐縮です)。すっかり東北方面に強くなったエクスタシーブックス。
●母校……
K越東高校 3名
J北S玉高校 1名
埼玉県立川越●●高校 1名
新潟県立●●南高校 1名
昨今は個人保護法とかがウルサイので、あえて伏せ字にしてみました。何だか高額納税者の名簿公開もやり玉に挙がっているそうで、やりにくい世の中です。病院なんかでも患者の名前を直接呼ぶのはマズイからと、番号札を渡してその番号で呼ぶのが広まりつつあるんだとか。まったくいいんだか悪いんだか……。
●あなたにとって、「写真」を撮る目的とは何ですか?簡単に述べてください……
「記憶の保存」
「そこにブ○マーがあるから」
「空気を吸うのと同じくらい自然な行為です」
「自己の視点を記録するため、なんちって」
「記念のため」
もちろん、いちばんフザけた回答をしているのが俺自身なんだな〜。それにひきかえ、他の皆様の回答の素晴らしいこと。空気を吸うのと同じくらいなんて一度言ってみたいもんです。物欲に負けがちな俺なぞはついカメラのことばかり気になって……。
●「写真」という芸術に対して、あなたはどのような理念を持っていますか。簡単に述べてください……
「ものを写すことの素晴らしさ」
「芸術の中でもっとも“自由”なもの」
「自分にしか撮れない物を撮る」
「白と黒のエクスタシー!!」
「写真は単なる記録で、芸術は後からついてきます」
ちくしょー!かっこよすぎるぜ皆様……。ネタでしかはぐらかせない俺が情けないやら悲しいやら、父ちゃん悲しくて涙も出(中略)。でもホント、写真が芸術になるには「後から」、すなわちその被写体にまつわる物語が蓄積されることが大切なんでしょうね。肝に銘じておきます。
●あなたはカメラに対するこだわりはありますか。もしあれば、簡単に述べてください……
「ニコンマンセーw」
「最近では、写れば何でもいとおしいですね」
「なし」
「カメラ好きが作った、と思えるカメラ」
「特に無い」
もうこれはてんでバラバラですな。でも、カメラ好きが作ったカメラというのは言い得て妙なものです。具体的にどんなカメラがそれにあたるのか、一度ご説を伺いたいと思います。
●川越東高校写真部は、あなたにとってどのような存在ですか……
「心のふるさとです」
「まごころ」
「桃源郷」
「なんとなく付き合わせて頂いております」
「境遇が我が写真部と限りなく近く、非常に親近感が持てる」
ここでは川越東高校写真部とまったく関係のない方々が親身なメッセージを寄せて下さいました。ほとんど見たこともない写真部を「桃源郷」と呼ばせるなんて、広報冥利に尽きますね。「境遇が我が写真部と……」というのも、身につまされます。われわれOBは力及ばずに廃部を阻止できなかったわけですが、母校の写真部を失うということは後から心に沁みてくるものです。まだ根っこが残っているうちに、できるだけのてこ入れをしていただきたく願っております。
●あなたの撮った写真が展覧会に出展されることになった、と仮定します。その写真の被写体は何ですか?……
「私の作品はグランドキャニオンで撮ったキューピー人形の鈴木宗男氏に頬擦りしている瞬間です」
「私の作品は東武東上線ふじみ野駅で撮った体操服姿の女の子のトイレを我慢しているときの表情です」
「私の作品は新潟の万代橋で撮ったさだまさしのライス大統領補佐官に迫られているところです」
「私の作品は草津温泉の湯の畑で撮ったブッシュ大統領の欽ちゃん球団の入団テストを受けているところです」
「私の作品は新潟の万代橋で撮ったさだまさしのフリテンくんを読みながらフリチンで歩いているところです」
なぜか新潟の万代橋とさだまさしが大人気となった本コーナー。読者の心の琴線に触れるものがあるのだろうか……海はどうですか山はどうですか人はどうですか!当方としては全員のお名前を把握しているわけですが、コレって本当に個性が出ますわね。何度やっても、何人集めても同じ答えを出してくる方がいないってのは驚きです。ちなみに、この中でMVPを決めるとすれば「私の作品は新潟の万代橋で撮ったさだまさしのフリテンくんを読みながらフリチンで歩いているところです」。コレ。フリテン、フリチンと韻を踏んでいるところがたまらないっす。
●もし過去にタイムスリップしたとしたならば、どの人物の被写体を撮ってみたいですか?……
「大昔の酒井法子が泣いて馬謖を斬るところ」
「ロバート・キャパがマンモスうれピーとかわいこぶってるところ」
「俺の小学生の時の初恋の相手がマンモスうれピーとかわいこぶってるところ」
「川越東高校時代のCEOがマンモスうれピーとかわいこぶってるところ」
「俺の小学生の時の初恋の相手が例のやらせ写真を指図している瞬間」
このコーナーでは酒井法子が大人気に!最近の高校生あたりにはもはや難解となったこのネタを使いこなすことで歳がばれる!(笑)初恋の相手がマンモスうれピーなんて、普通にうれしいと思うがどうか(そうか?)。ここでのMVPは「大昔の酒井法子が泣いて馬謖を斬るところ」自作自演ですいません……。
●今ここで、『ECSTASY BOOKS』のCEOに対して叫んでください……
「CEO!!!それがしはあなたのことを久下戸の金正日と思います!!!ですからウホッ!いい男!!!」
「CEO!!!僕ちゃんはあなたのことをアラーキー二世と思います!!!ですから(;´Д`)ハァハァ……!!!」
「CEO!!!私はあなたのことを久下戸の金正日と思います!!!ですからわが人生に一点の悔いなき!!!」
「CEO!!!私はあなたのことを写真部についてとても憂慮されていると思います!!!ですからこれからもよろしく!!!OK牧場!!!」
「CEO!!!小生はあなたのことをとりあえずサイトの運営がんばってくださいと思います!!!ですからこれからもよろしく!!!OK牧場!!!」
自分でアラーキー二世って言っちゃう俺も俺ですが、俺を金正日扱いしてる方が2名も!こうなったら写真部革命へと邁進するしかないニダね……。OK牧場!!!本当に様々なご意見をありがとうございます。
●今後、『ECSTASY BOOKS』のサイトにこうしてほしい、など希望がありましたらどうぞこちらに(一部を抜粋)……
「今までのようにオフ会に出られなくなるかもしれませんが、週末には帰ってくることもありますので、今後ともよろしくお願いします。」
「紙媒体の発行を!!!」
「今後ともどうぞよろしくお願いします。」
……といった具合で様々なご意見を賜った今回のアンケート。自分ではまったく問題を作っていないアンケートの結果というのはとても新鮮で有り難いものです。不肖のCEOですが、こうしてアンケートを作成して下さる方と回答して下さる皆様のおかげで何とかやって行ってます。国を追われた写真部OBなわけですが、今後とも結束を高めるための企画を考えていきたいと思ってますんで、これからもよろしくお願いします……。 |