第124回
世間は相変わらず盆休みの余波の中ですなぁ・・・。結局今年の盆休みは実質2日だった俺にもまともな盆休みが欲しい!!でもこのコーナーに穴を開けるわけには断じて行かないわけなんだよアニキ!!昔は何度か穴を開けた事もあったけれど、こう順調に続いて来ちゃうともはや俺様のプライドが許さないわけなんよ・・・なんてな。そんなわけで今週は突然の特別企画!!俺が中学2年の時に書いた文章を大公開!!これは夏休みか何かに書いた宿題の作文なんだけど、埼玉県は川越市の季刊の文集に載っちまったといういわく付きのモノ。いや、別に載ったからといって何かが貰えたとか高校進学に有利だったとかそんな事は全然なかったんですが。この青臭さで涼を取れ!!タイトルは確か「随筆集」とか言っちゃってた気がします。この4編でワンセットなのね。 --------------------------------------------- <初夏>初夏というのは僕の好きな季節である。何故かと言われると少し困るが、その初夏の持つ爽やかさがたまらなく良いのである。又。この季節の周りの雰囲気である。少しずつ日が延びてきて、日中の気温が上がってくると、何故か気持ちも上ずってくる。 <厳冬>僕は寒いのが苦手だが、この雰囲気もまた好きなのである。何というか、空気がピンと張りつめた感じの中を歩くのは中々好きである。裸になった木や、何も咲いていない花壇等も哀愁を感じさせて良い。ストーブや風呂が恋しくなるのもこの頃である。 <勉強>我々学生の一番身近にあり、かつ悩まされるのがこれである。ある辞書にはこう書いてある。『勉強』学問に努め励む事。もし、勉強の真の意味が右記のような物だとしたら、僕は何の勉強もしていない事になる。何故なら、僕は学問に「努め」てもいないし、「励ん」でもいない。ふと思ったが、最近僕の周りには無気力な人が増えたような気がする。何となく登校し、何となく一日を学校で過ごし、何となく下校する人の何と多い事だろう!!(勿論僕もその一人ではあるが)無気力と云う事は励めないと云う事であり努める事も出来ないと云うことである。何故、此処まで無気力人口が増えてしまったのであろうか。考えるに僕は生活のマンネリ化が原因ではないかと思う。そう、枠にはめられているから毎日が枠通りに過ぎてしまうのではなかろうか。まあ、我々のやる気が不足しているのが原因だとは思うが。 <自然>自然環境の保護が叫ばれて久しいが、どうも効果の程は疑問である。最近やけに環境破壊が問題になるが、このような状態になってしまったのにはやはりそれなりの原因がある。それは我々人間である。このように環境が破壊されてしまったのは、我々人間が便宜と利益を追求した結果であり、この償いは当然人間がすべきである。まだ見ぬ子孫の為にも。 --------------------------------------------- しかし、まあ。ピュア・・・。つーか一般論・・・。つーか昔の方が漢字書けてるし・・・。アーンド一人称が「僕」だし・・・。でもまあ、俺にもこんな事を臆面もなく言えた年頃があったということは一つの発見ではありますな。夏休みも終盤を迎えたこの時期、読者の皆様も昔の文集などに目を通してみては如何かな?きっと涼しくなれること請け合いです・・・。 |