第107回
ついに「G」シリーズに新たなる動きが!何と、「ト○マリン」の後継として新たなる謎の石・「アイ○ライト」をひっさげて!でも謎の海外取材ネタは健在なんだよなこれが・・・。しかも今回の主役は海外で活躍する日本人女優と来たもんだ。これだけでもアツ過ぎるのに、さらに見逃せないのは、この「タカコ・ユウキ」嬢の主演の映画が2002年の春に日本で公開予定と謳っている点。みんな〜、覚えてたら来年の春は劇場へGOだわよ。もう年末あたりから「ぴあ」は見逃せないねぃ(爆)それでは、今回の御託を聞いてみる事にしましょうか・・・。 「現在、アメリカで衝撃的大ブームを巻き起こしている「アイ○ライトG」の驚異のパワーはいよいよ世界中に波及し、ここ日本でも夢のようなシンデレラ・ストーリーが誕生した。日本人ながら映画の都・ハリウッドでトップ女優の座に昇り詰めた、あのタカコ・ユウキ(本名:結城貴子)も「アイ○ライトG」の愛用者であることが明らかにされたのである。地元の芸能誌「ミッション・スクープ」の特ダネ記事によれば、女優を志していたタカコだったが、日本ではいつもエキストラの仕事ばかりで食うにも事欠く有り様だった。ところが、「アイ○ライトG」を身につけたとたん、来日していたアメリカショービジネス界の大物フィクサーであるポール・ブラッドベリー氏にみそめられ、ハリウッド映画「ロンサム・ジョージ」の準主役で鮮烈デビュー!異国の地でたくましく生きる日系二世役を熱演し、各メディアは彼女を「東洋のジョディー・フォスター」と絶賛!「タカコ・ユウキ」の名は一夜にして全米に知れ渡ってしまった。今や、出演料が500万ドルと言われる彼女は、現在、公私のパートナーであるブラッドベリー氏とビバリー・ヒルズの豪邸に暮らし、次回作の撮影も快調に進んでいる。(これは彼女がアイ○ライトGを購入してからわずか1年と半年の間に起こった驚くべき事実である。)」(赤字は本文ママ) この手の広告を取り上げるのはこれでもう6回目くらいになるかと思うんだけど、だいたい見えてきましたな。ストーリーというかうたい文句というか。その特徴をすこし挙げてみるに、 ・まず始めは例外なく貧乏暮らし うっ・・・。するってーと、このツボをおさえた俺はこの手の広告のライターになれるってことかしらん。こいつは俳句とか和歌の世界と一緒で、型を守ったり季語を折り込んだりすれば完成できる文学の一形態!?そんなわけで、俺も一筆したためてみることにしよう。商品名は「ミラクルエクスタシー」。一応ブレスレットというコトにしておきますか。 |
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「・・・私は25歳の男性ですが、去年までの私はもう今からは考えられないほど貧しい暮らしをしていました。引っ越しの日雇い、左官屋、新聞配達・・・。様々な仕事を渡り歩いていたのですが、一つの職場に長い間勤める事が出来ず、まさにその日暮らしな状況!そんな私に彼女なども出来るはずがなく、いつも路上や簡易宿泊所で寝泊まりしていたんです。 ぷぷぷっ。ん〜、マジでこれって金にならないかしらねぇ。俺も『ミラクルエクスタシー』買わなきゃ駄目かしらん。そんなわけでこのシリーズ、人に煩悩がある限り続くと思いますんで今後ともヨロシクっす〜!! |
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